来院のきっかけ
24歳の会社員の方で、1か月後に控えたハーフマラソンに向けて、定期的にランニングの練習を行っているとのことでした。
練習量としては10km前後を走ることが多く、以前までは特に大きな問題はなかったそうですが、最近になって「走り終わった後にふくらはぎがつるようになった」と感じるようになったそうです。
最初は軽いつり感だったため、ご自身でアキレス腱のストレッチやふくらはぎを伸ばすケアを行っていましたが、完全に違和感が取れることはなく、次の練習でも同じような症状が出てしまう状態が続いていました。
また、日常生活の中でも、階段を上る際にふくらはぎに痛みや張りを感じることが増え、「このまま練習を続けて大丈夫なのか」と不安になり、来院されました。
初診時の症状
初診時にお話を伺い、状態を確認したところ、以下のような症状がみられました。
・ランニング後にふくらはぎがつるような感覚が出る
・ふくらはぎのつった感じがなかなか抜けない
・階段昇降時にふくらはぎの痛みや違和感が出る
触診では、ふくらはぎの筋肉に強い張りがあり、柔軟性が低下している印象でした。加えて、下肢全体の状態を確認すると、太ももの裏側(ハムストリングス)やお尻周りの筋肉にも硬さがみられ、下半身全体に疲労が蓄積している可能性が考えられました。
施術の内容と経過
ランニングによるふくらはぎのつりは、ふくらはぎそのものだけでなく、下肢全体の筋肉バランスや疲労の蓄積が関係しているケースも少なくありません。
この方の場合も、ふくらはぎの張りをかばいながら走っていた影響で、太ももや股関節周囲の筋肉に負担が分散されているように感じられました。
初回は40分のコースで、
・お尻から太もも、ふくらはぎにかけての筋肉を丁寧にほぐす
・筋肉の緊張を確認しながら、無理のない範囲でストレッチを行う
といった内容を中心に施術を行いました。
特に、ハムストリングスやふくらはぎの筋肉は緊張が強く、ここを緩めることで下腿部の血流や動きが変わる可能性を意識しながら調整しました。
施術後には、「脚全体が軽くなった感じがする」「ふくらはぎの張りが少し楽になった」といった感想がありました。ただし、長期間の疲労が蓄積している様子もあったため、1回で完全に解消するというよりは、練習の疲れを溜め込みすぎないことが大切だとお伝えしました。
本番までの期間は、週1回のペースで来院いただき、ランニングによる負担をリセットしながらコンディションを整えていくことをご提案しました。
担当スタッフから
ランナーの方に多くみられる「足のつり(こむら返り)」は、筋肉の疲労や発汗による体内バランスの変化が関係しているといわれています。
私たちの体は、脳からの指令が神経を通じて筋肉に伝わることで動いていますが、疲労物質の蓄積や水分・電解質の不足などが重なると、その伝達がうまくいかず、意図しない筋肉の収縮が起こることがあります。
そのため、レース当日だけでなく、普段の練習中からこまめな水分補給(電解質を含むもの)を意識することや、練習前後のストレッチで筋肉の状態を整えておくことが大切だと考えられます。
ふくらはぎのつりを繰り返している場合、無理に走り続けることで他の部位に負担が広がる可能性もあります。
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