来院のきっかけ
今回ご紹介するのは、38歳男性会社員の方の症例です。
これまでに過去3回、ぎっくり腰を経験しており、そのたびに仕事を休まなければならないほど強い痛みに悩まされた経験があるとのことでした。仕事は立ったり座ったりする動作が多く、さらに車での移動も多いため、腰への負担を感じる場面が多いそうです。
ご本人のお話では、ぎっくり腰になる前には必ず「太ももの裏に疲れを感じる」という共通した前兆があるとのことでした。太ももの裏が張ってきて動きにくくなり、その状態が続いた後に腰を痛めてしまうことが多かったそうです。
これまで何度も同じような痛みを経験していることから、「今後はぎっくり腰を繰り返さないように体を整えておきたい」と考え、予防を目的として来院されました。
初診時の症状
初診時に確認できた主な状態は以下の通りです。
・腰まわりの筋肉の張り
・太ももの裏(ハムストリングス)の強い張り
・臀部の筋肉の緊張
・長時間の動作後に出やすい腰の疲労感
触診を行うと、腰の筋肉にも張りはありましたが、それ以上にお尻から太ももの裏にかけて強い緊張が見られました。特にハムストリングスと呼ばれる太もも裏の筋肉は骨盤の動きに関わる重要な筋肉で、硬くなると骨盤の動きが制限されやすくなります。
この方の場合、立ったり座ったりする動作が多い仕事環境により、日常的にスクワットに近い動作を繰り返している状態でした。こうした動作が続くと、お尻や太ももの筋肉が疲労しやすくなり、骨盤や腰周囲の筋肉バランスが崩れやすくなることがあります。
その結果、腰への負担が大きくなり、ぎっくり腰のきっかけになる可能性も考えられました。

施術の内容と経過
施術では40分コースを選択し、腰だけではなくお尻から太ももにかけての筋肉を中心に調整を行いました。
まず臀部の筋肉を丁寧に緩め、股関節周囲の動きが出やすい状態を作りました。その後、太ももの裏の筋肉を中心に緊張を緩和し、骨盤の動きがスムーズになるよう調整していきました。
腰の痛みを予防するためには、腰だけをケアするのではなく、腰を支える下半身の筋肉を整えることも重要と考えられます。特にハムストリングスが硬くなると骨盤の動きが制限され、腰への負担が増えやすくなることがあります。
施術後には「太ももの張りが軽くなった感じがする」「腰の動きが楽になった」といった変化がみられました。
また、ご自宅でもできるケアとして、太もも裏のストレッチや軽い体操のアドバイスをお伝えしました。日常的に筋肉の柔軟性を保つことで、腰への負担を減らすことにつながる場合があります。
現在はぎっくり腰の再発予防を目的として、体の状態を確認しながら定期的にメンテナンスを行っています。
担当スタッフより
ぎっくり腰は突然起こるイメージがありますが、実際には日常生活の中で少しずつ疲労が蓄積し、ある動作をきっかけに痛みとして現れるケースも多く見られます。
今回のケースでは、太もも裏の疲労がぎっくり腰の前兆として現れていた可能性が考えられました。下半身の筋肉が硬くなることで骨盤の動きが制限され、その影響が腰へ伝わっていたのかもしれません。
こうした状態を早めに整えておくことで、腰への負担を軽減できる可能性があります。ぎっくり腰を繰り返している方は、痛みが出てから対処するだけでなく、日頃から体の状態を整えておくことも大切です。
腰や太ももの張りを感じたときは、無理をせず早めに体をケアすることをおすすめしています。
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