37歳 男性 会社員 久しぶりのキャッチボール後に右肩の痛み

来院のきっかけ

37歳男性会社員の方。趣味で草野球をされていますが、仕事が忙しくなった影響で半年以上プレーから離れていたそうです。

2週間前、久しぶりに友人とキャッチボールを行ったところ、その翌日から右肩に痛みを感じるようになりました。最初は筋肉痛のような感覚だったため様子を見ていたものの、2〜3日休むと痛みが軽減し、再び投げると痛みが出るという状態を繰り返していました。

さらに、投球動作をしなくても、肩を動かす方向によっては何となく違和感が残るようになり、「このまま悪化してしまうのではないか」と不安を感じ来院されました。


初診時の症状

初診時には以下の状態が確認されました。

  • 右肩の痛み

  • 投球動作時の違和感

  • 肩関節の可動域低下

  • 肩から腕にかけての筋肉の強い緊張

触診では、肩関節そのものよりも、肩周囲の筋肉や上腕部の筋肉に強い張りが見られました。特に肩の後方や腕の筋肉が硬くなっており、久しぶりの投球動作による負担が集中していた可能性が考えられました。

長期間ボールを投げていない状態から急に投球を行うと、筋肉や関節が動きに対応しきれず、炎症や違和感につながることがあります。


施術内容と経過

今回は40分コースを選択され、肩だけに限定せず、腕・肩甲骨周囲・背中まで含めて施術を行いました。

まず、硬くなっていた肩まわりと上腕部の筋肉を中心に丁寧に緩め、肩関節がスムーズに動く環境を整えていきました。続いて肩甲骨周囲の可動性を高めるためのアプローチを行い、肩だけに負担が集中しないよう全体の動きのバランスを調整しました。

施術後には、

「肩が軽く上がる感じがする」
「動かした時の引っかかりが減った」

との感想をいただきました。

ただし、痛みが完全に消失したわけではなく、筋肉の回復には一定期間が必要であるため、急な投球再開は控えるようお伝えしました。


担当スタッフから

今回のケースでは、久しぶりの運動によるオーバーユース(使い過ぎ)が主な要因として考えられました。

野球の投球動作は、肩関節だけでなく、

  • 肩甲骨

  • 背中

  • 体幹

  • 腕の筋肉

が連動して行われます。準備期間がない状態で急に投げると、動きに慣れていない筋肉が過度に働き、痛みや違和感につながることがあります。

特に社会人になってから運動頻度が減っている場合、筋力がある方でも柔軟性や可動性が低下していることが少なくありません。

今回は肩と腕の筋肉を中心に施術を行い、ストレッチ方法も併せてお伝えしました。キャッチボールや練習がない日でも、軽いストレッチや肩甲骨を動かす運動を継続することが、再発予防につながる可能性があります。

また、次回の練習後に体の状態を確認する目的での来院もおすすめしました。定期的なメンテナンスを取り入れることで、趣味のスポーツを長く楽しみやすくなると考えられます。

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