来院のきっかけ
39歳の男性会社員の方が、「一日デスクワークをしていると腕全体がだるくなる」というお悩みで来院されました。業務の大半がパソコン作業で、マウス操作やキーボード入力を長時間続けることが多いとのことです。
仕事を始めてしばらくすると腕の重だるさを感じ始め、夕方になる頃には腕全体が疲れて動かしにくくなる状態でした。ご自身でも腕のストレッチや軽い体操を行っていたそうですが、その場では楽になるものの、すぐにだるさが戻ってしまうため、「根本的に何か問題があるのでは」と感じ来院されました。
痛みというよりも、常に腕が疲れている感覚があり、集中力の低下にもつながっていることを気にされていました。
初診時の症状
初診時には、腕全体のだるさが主な症状として確認されました。特に前腕から上腕にかけて筋肉の緊張が強く、触診では硬さが目立つ状態でした。
さらに評価を進めると、腕だけでなく手のひら周囲の筋肉や指を動かす筋肉にも疲労が蓄積しており、細かな作業による負担が長期間続いていたことがうかがえました。また、肩周囲の筋肉にも強い緊張が見られ、腕の動きを支える土台部分にも負担が広がっていました。
長時間同じ姿勢で作業を続けることで身体全体がこわばり、血流が低下しやすい状態になっていた可能性が考えられました。

施術内容と経過
今回は40分コースを選択し、腕だけを施術するのではなく、上半身全体を対象にアプローチを行いました。
まずは肩から背中にかけての筋肉を緩め、腕を支える土台部分の緊張を軽減。その後、上腕・前腕・手の筋肉へ丁寧に施術を行い、長時間のパソコン操作によって硬くなった筋肉の柔軟性を引き出していきました。
施術中は、腕を動かした際の突っ張り感が徐々に減少し、施術後には「腕が軽くなった感じがする」との感想をいただきました。完全に疲労がなくなるわけではありませんが、筋肉のこわばりが緩むことで動かしやすさの変化を実感されていました。
日常生活では、長時間同じ姿勢を続けないことや、こまめに肩や腕を動かすことの重要性についてもお伝えしました。
現在は、症状が強くなる前のケアを目的として、月に一度のメンテナンス施術を継続されています。
担当スタッフから
デスクワークによる腕のだるさは、腕そのものの問題だけでなく、肩・背中・手指まで含めた筋肉の連動が関係していることが多くあります。
パソコン作業では腕を常に前に出した姿勢が続くため、肩周囲の筋肉が緊張しやすくなります。その結果、腕へ十分な血流が行きにくくなり、だるさや疲労感として現れることがあります。また、マウス操作やキーボード入力は細かな筋肉を繰り返し使用するため、知らないうちに手や前腕にも負担が蓄積していきます。
今回のケースでは、上半身全体の緊張を整えることで、腕への負担を分散できるよう施術を行いました。慢性的な疲労は、症状が強く出てから対処するよりも、定期的なケアによって蓄積を防ぐことが大切と考えられます。
デスクワーク中心の方は、作業環境の見直しや軽いストレッチを取り入れながら、身体の緊張を溜め込みすぎないことが、快適な仕事環境づくりにつながる可能性があります。
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