来院のきっかけ
こちらの方は、軟式野球で投手をされている24歳の男性です。これまで肘の痛みを感じながらも、だましだまし投球を続けてこられたそうです。肘の痛み自体は強いものではなく、プレーは何とか継続できていました。
しかし、シーズンオフが明けて練習を再開した際、最初の1球目で肩にこれまでにない強い痛みが走りました。それ以降、ボールを投げるたびに同じような激しい痛みが出るようになり、徐々にまともに投球できない状態になってしまったとのことです。
整形外科を受診し、リハビリにも取り組まれましたが、肩の痛みに大きな変化はみられず、「このまま野球を続けられるのだろうか」という不安を抱えながら、当センターへ来院されました。
初診時の症状
初診時には、肩関節周囲に強い違和感があり、特に投球動作のテイクバック時に痛みが出やすい状態でした。肩をひねる動きで鋭い痛みを感じ、その影響で最後まで腕を振り切ることが難しい様子がうかがえました。
また、肩関節の可動域も全体的に狭く、動かし方によっては痛みを避けるような動作のクセもみられました。これにより、肩周囲の組織に負担が集中しやすい状態になっていた可能性が考えられました。
施術内容と経過
初回から40分の施術コースで、肩関節の動きを妨げている筋肉を中心に、無理のない範囲で調整を行いました。肩周囲だけでなく、首や肩甲骨まわりの筋肉も丁寧にほぐし、肩関節がスムーズに動きやすい状態を目指しました。
施術後には、肩の動きそのものはやや軽く感じられるものの、投球動作に近い動きをすると、依然として痛みが出る感覚が残っていました。その後も数回施術を行い、関節の動きや筋肉の緊張には一定の変化がみられましたが、投球時の痛み自体は大きく改善するには至りませんでした。
これらの経過から、筋肉や関節の硬さだけでなく、肩の内部組織に何らかの損傷が関与している可能性も否定できない状態と考えられました。
担当スタッフから
この方の場合、肩の動きを整えることで可動域自体は改善する傾向がみられましたが、投球時の痛みが強く残っていたことから、筋肉や関節以外の要因が影響している可能性が考えられました。
肩関節は非常に複雑な構造をしており、組織に損傷がある場合、いくら動きを整えても痛みが改善しにくいケースもあります。そのため今回は、無理に施術を継続するのではなく、整形外科でMRIなどの精密検査を受け、肩の状態を詳しく確認していただくことをおすすめしました。
原因を正確に把握した上で適切な対応を行うことが、今後も野球を続けていくためには大切になると考えられます。痛みを我慢して投げ続けるのではなく、一度立ち止まって体の状態を見直すことも、結果的に競技寿命を守る選択になる場合があります。
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