36歳 女性 会社員 妊娠4ヵ月でお尻が痛い【千代田区】

来院のきっかけ

36歳の女性会社員の方で、妊娠4か月のタイミングで来院された症例です。妊娠が進むにつれて少しずつお腹が大きくなり始め、最近になって坂道を下るときや階段を降りるときに、お尻のあたりに痛みを感じるようになったとのことでした。

日常生活では歩行時の違和感に加え、椅子から立ち上がる動作でもお尻の奥に痛みが出ることがあり、動作がスムーズにできない感覚が続いていたそうです。妊娠前には特に腰痛やお尻の痛みを感じることはなかったため、「妊娠の影響なのかもしれない」と感じつつも、これからさらにお腹が大きくなることを考えると不安を感じ、体の状態を確認したいという思いで来院されました。

また、お腹が大きくなってきたことで腹筋に力を入れにくくなり、立ち上がる際には腕の力を使うことが増えていたとのことでした。日常の動作の変化によって、体の使い方にも少しずつ負担がかかっている様子が見られました。

初診時の症状

初診時に確認できた主な症状は以下の通りです。

お尻の痛み
坂道や階段を降りる際の違和感
立ち上がる動作での負担感

姿勢を確認すると、妊娠による体型の変化に伴い、腰の反りがやや強くなっている状態が見られました。妊娠期にはお腹が前に出ることで身体の重心が変化し、それを支えるために腰を反らせる姿勢になりやすくなります。その結果、腰やお尻の筋肉にかかる負担が大きくなり、筋肉の緊張や違和感につながることがあります。

触診では、特に臀部から腰にかけての筋肉に硬さが見られ、日常の姿勢や動作の変化によって筋肉が緊張しやすくなっている印象でした。妊娠中のため、お腹への圧迫を避けながら慎重に状態を確認しました。

施術の内容と経過

施術では妊娠中であることを考慮し、お腹に負担がかからない体勢で行うことを最優先としました。今回は40分コースで、横向きの姿勢を中心に施術を進めました。

横向きの姿勢は妊娠中でも比較的負担が少なく、お腹を圧迫せずに腰やお尻の筋肉へアプローチしやすい体勢です。施術では、腰からお尻にかけて緊張している筋肉を中心にやさしくほぐし、股関節周囲の筋肉の動きも整えていきました。

特に臀部の筋肉は歩行や姿勢の安定に大きく関わるため、この部分の緊張を緩めることで下半身の動きが楽になることを目的としました。また、妊娠期は体のバランスが変化しやすいため、腰だけでなく背中や股関節周囲の筋肉も含めて全体のバランスを整えるよう施術を行いました。

施術後には「お尻のあたりが少し軽く感じる」「歩くときの違和感が和らいだ気がする」といった感想がありました。現在は体調の様子を見ながら、2週間に1回のペースでメンテナンスとして来院されています。

担当スタッフより

妊娠期はお腹の大きさや体重の変化に伴い、姿勢や体の使い方が大きく変わる時期です。特に腰の反りが強くなることで、腰やお尻の筋肉に負担がかかりやすくなり、痛みや違和感として感じられることがあります。

今回のケースでも、妊娠による姿勢の変化によって臀部の筋肉に緊張が生じ、お尻の痛みにつながっていた可能性が考えられました。妊娠中は無理な施術を行うことはできませんが、体勢や刺激の強さに配慮しながら身体を整えることで、日常生活の負担が軽くなる場合もあります。

妊娠期は体調の変化が大きいため、その日の体調に合わせながら無理のない範囲でケアを行うことが大切です。お尻や腰の違和感が続く場合には、我慢せず早めに体の状態を確認しておくことも一つの方法です。

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