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37歳 男性 会社員 長年続く足の痛みに苦しんでいる

来院のきっかけ

37歳の男性会社員の方です。数年前から突然、足首の外側に痛みを感じるようになりました。最初のうちは、ウォーキングや軽いランニングをすると痛みが楽になり、「運動すれば良くなる」と考えていたそうです。しかし、ここ1〜2年の間にその状態が逆転。運動をするとかえって痛みが強くなり、歩くたびに足首に違和感を感じるようになってしまいました。

湿布やサポーターを試しても一時的にしか楽にならず、整形外科でレントゲンを撮っても「骨に異常はない」と言われたとのこと。どうすれば痛みが和らぐのか分からず、お困りの様子で当センターにご来院されました。


初診時の症状

  • 足首の外側(くるぶしのやや後ろあたり)に鋭い痛み

  • 朝起きて立ち上がる時や、階段を降りる時に特に痛む

  • 長く歩くとズキズキする痛みが出る

  • 安静にしていても違和感が残る

これらの症状から、筋肉と関節の両方に負担がかかっている状態と考えました。

この方の足首の痛みの最初の原因は、筋肉の疲労や緊張によるものだったと考えられます。
運動をすることで血流が良くなり、筋肉がほぐれて痛みが軽減していたのはそのためだと考えられます。

しかし、痛みをかばいながら生活を続けるうちに、足首の関節そのものにも負担がかかり、関節の動きが悪くなってしまったようです。関節の痛みは、筋肉と違って動かすほどに炎症が悪化することが多く、「動かすと痛い」「休んでも治らない」という状態になってしまいます。


施術の内容経過

初回は40分コースを選択。足首まわりの筋肉(腓骨筋群、後脛骨筋、アキレス腱周囲など)を丁寧にゆるめ、関節の可動域を取り戻すための関節モビリゼーションを行いました。
また、足首の動きに関わるふくらはぎや太ももの筋肉も同時にケアし、全体のバランスを整えるようにしました。

施術後は、「足首の動きが軽くなった」「歩くときの違和感が減った」との実感を得られました。

その後、週1回のペースで施術を続け、3回目の来院時には痛みのピーク時と比べて約半分程度まで軽減
まだ完全には取り切れていませんが、関節の動きがスムーズになり、再発しにくい状態を目指して継続施術を行っています。


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