
来院のきっかけ
午前中に仕事をしていたところ、急に腰に痛みを感じたとのことでした。
以前ぎっくり腰を経験しており、今回もその時と同じ場所に痛みが出たため、「動けなくなる前に早めに対処したい」と思い来院されたそうです。
前回ぎっくり腰を発症した際は、数日間動けないほどの痛みに悩まされた経験があり、「またあの状態になるのは避けたい」と感じたとのことでした。
初診時の症状
① 腰の痛み(特に座っている姿勢で強い)
② 動作時の軽い違和感
来院時は、座っているのがつらい状態で、腰の奥に重だるさを感じていました。
ただし、動作時の強い痛みや熱感はなく、炎症による急性症状というよりも、筋肉が強くこわばっていることが原因と考えられました。
特にお腹の奥にある深層筋(腸腰筋)や骨盤まわりの筋肉が硬くなっており、それが腰への負担につながっていた可能性が高いと考えられました。
施術内容経過
40分のボディケアコースを実施しました。
まずはお腹の深層筋を中心に、硬くなった筋肉を丁寧に緩めていきます。
その後、骨盤周囲の筋肉や腰背部の筋肉をゆるめ、全体のバランスを整えることで、腰にかかる負担を軽減させました。
施術後には、座っている際の痛みがかなり軽減し、「腰が軽くなった」との実感がありました。
無理に動かしたり押したりすることはせず、身体の状態に合わせたやさしい施術を行いました。
2回目の来院時には、痛みは大幅に軽減し、「仕事中も腰を気にせず座っていられるようになった」とのこと。
3回目の施術を終える頃には、腰の違和感や痛みはほとんどなくなり、日常生活に支障のない状態まで改善しました。
現在は、再発予防を目的として月に1~2回のメンテナンス施術を継続されています。
定期的に筋肉の状態を整えることで、急な痛みやぎっくり腰の再発を防ぐ効果が期待できます。
担当スタッフから
今回のように「急に腰が痛くなった」という場合、必ずしも炎症が原因とは限りません。
多くのケースでは、腰を支える深層筋(インナーマッスル)がこわばり、姿勢を支える際に過度な負担がかかることで痛みが出てしまうこともあります。
営業職など、長時間の運転や座り姿勢が多い方は、腰まわりの筋肉が硬くなりやすいため、定期的なケアがとても重要です。
ぎっくり腰は「急に起こる」ように感じますが、実際は日常的な筋肉の疲労や緊張が積み重なった結果として起こるケースが多いです。
そのため、痛みが出る前のメンテナンス施術が、最も効果的な予防になります。
今回のケースでは、ぎっくり腰のような急性症状になる前に早めの対応を行ったことで、重症化を防ぐことができました。
腰痛やぎっくり腰を繰り返す方は、痛みがなくても定期的なケアを続けることで、再発防止や姿勢改善にもつながります。
腰痛やぎっくり腰でお悩みの方は、
東京・千代田区(お茶の水/淡路町/新御茶ノ水/小川町/神保町/大手町/秋葉原/東京駅)にある
お茶の水肩こり腰痛センターへご相談ください。