43歳 男性 会社員 登山後に腰が痛い…富士山登頂後に悪化した腰痛への施術症例【千代田区】

来院のきっかけ

週末に1泊2日で富士山へ登山に行かれた後から、体調の変化を感じるようになったとのことでした。登山中は大きな問題はなかったものの、帰宅した日の夜から全身にだるさが出始め、徐々に腰にも痛みを感じるようになっていったそうです。

翌日になると腰の痛みがさらに強くなり、動くと痛みが増すような状態となったため、その日は一日中横になって過ごされていたとのことでした。いわゆる強い炎症を伴う急性の腰痛のような鋭い痛みとは少し異なりつつも、日常動作に支障が出るほどのつらさがあったようです。

来院当日は、朝の時点でも腰の痛みが残っていたものの、仕事を休むことが難しく、デスクワークを行いながら様子を見ていたとのことでした。しかし、長時間座っていることで違和感が続き、「少しでも楽になれば」という思いで来院されました。

初診時の症状

腰の痛み

腰部全体に張りと重だるさが見られ、特に動作時に痛みが出やすい状態でした。触診では、腰周囲だけでなく骨盤や股関節、背中にかけても筋肉の緊張が広がっている様子が確認されました。

また、お話を伺う中で、もともと慢性的な腰の不調を感じることがあったとのことで、今回の登山による負担が重なり、症状が強く出ている可能性が考えられました。

施術の内容と経過

今回のケースでは、登山による全身的な疲労と、もともとの腰への負担が重なったことが影響している可能性を踏まえて施術を行いました。

痛みの程度は強いものの、いわゆる急性の炎症が強く出ている状態とは異なる印象であったため、無理のない範囲で筋肉の緊張を和らげる施術を選択しました。

40分のコースでは、まず腰を中心に状態を確認しながら、骨盤周囲や股関節、脚、背中といった関連する部位へアプローチを行いました。登山では長時間の歩行や登り下りによって、下半身から体幹にかけて大きな負担がかかるため、これらの部位を含めてバランスを整えることを意識しました。

さらに、腰の深部に関わる筋肉である腸腰筋の緊張にも着目し、無理のない範囲で緩めるように施術を行いました。腸腰筋は姿勢や歩行に関与する筋肉であり、ここに緊張があると腰への負担が増えやすくなることもあります。

施術後は「少し動きやすくなった感じがする」とのお声もあり、痛みの感覚にも変化が見られた様子でした。ただし、負担が大きくかかった直後の状態でもあるため、無理をせず経過を見ていくことが大切と考えられました。

今後については、今週から来週にかけてお時間がある際に再度来院いただき、状態を確認しながらケアを継続していく予定となっています。

担当スタッフより

今回のように、登山などの普段より負荷の高い運動を行った後に腰痛が出るケースでは、筋肉の疲労や緊張が影響していることが考えられます。特に長時間の登り下りでは、腰だけでなく股関節や脚、背中など広い範囲に負担がかかる傾向があります。

また、もともと慢性的に腰の不調を感じている場合には、その負担が積み重なり、症状が強く出ることもあるかもしれません。

今回のケースでは、急性の強い炎症が主体というよりも、疲労の蓄積による筋肉の緊張が関係している可能性が考えられたため、関連する部位を含めて全体的に整える施術を行いました。

登山後は体への負担が大きいため、十分な休息をとることに加え、無理のない範囲でストレッチを行うことも一つの方法と考えられます。また、痛みが強い場合には無理に動かさず、体の状態に合わせてケアを行うことが大切といえるかもしれません。

今後も登山を楽しまれるためには、事前の準備や登山後のケアを意識することで、負担の軽減につながる可能性があります。継続的に体の状態を整えていくことが、快適な活動のサポートになると考えられます。

 

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