44歳 男性 会社員 営業事務 デスクワークで右肩だけつらい…利き腕の使い過ぎと姿勢の偏りに着目した肩こり症例【千代田区】

来院のきっかけ

日頃からデスクワーク中心の業務で、長時間同じ姿勢で過ごすことが多く、肩こりを感じやすい状態が続いているとのことでした。仕事中に姿勢を正したり、肩を回したりといったセルフケアも行っているものの、すっきりと軽くなる感覚は得られにくい状況だったそうです。

業務内容としてはパソコン作業に加えて手書きで文章を書くことも多く、特に利き腕である右側の肩に負担が偏っている感覚がありました。また、普段からカバンを右肩にかける習慣もあり、日常生活でも同じ側に負荷がかかりやすい状態が続いていたようです。

「右肩だけ特につらい状態が続いていること」に不安を感じ、状態を整えたいという思いで来院されました。

初診時の症状

肩こり(特に右肩)

状態を確認すると、首から肩、背中にかけて広い範囲で筋肉の緊張がみられましたが、特に右側の肩から肩甲骨周囲にかけて張りが強く出ていました。触診では、右腕の動きに関わる筋肉にも硬さがあり、腕を使う動作の積み重ねによる影響が考えられました。

また、姿勢の面ではやや右側に負担が寄っているようなバランスが見られ、無意識のうちに同じ側を使い続けている可能性も感じられました。

施術の内容と経過

今回の施術では、肩そのものだけでなく、腕を支えている筋肉や肩甲骨周囲の動きにも着目してアプローチを行いました。

40分のコースで、まずは首から肩、背中にかけての筋肉の状態を確認しながら、緊張している部分を丁寧にほぐしていきました。特に右側については、腕の使用頻度が高いことを踏まえ、肩だけでなく上腕や前腕に関連する筋肉も含めて調整を行いました。

字を書く動作やマウス操作では、無意識に肩に力が入りやすく、長時間続くことで筋肉の緊張が抜けにくくなることがあります。そのため、腕から肩にかけてのつながりを意識しながら、負担が分散されるように整えていきました。

施術後には、「右肩の重さが少し軽くなった感じがする」との変化が見られましたが、長期間の負担の蓄積もあるため、一度で大きく変化するというよりは、継続的に整えていくことが必要と考えられました。

現在は、月に一度のペースで来院され、体の状態を確認しながらメンテナンスを継続されています。

担当スタッフより

デスクワークによる肩こりは、同じ姿勢が続くことに加え、利き腕の使用頻度の高さや日常生活でのクセが重なることで、左右差として現れることがあります。

今回のように右側だけつらさが強い場合、単に肩の問題だけでなく、腕の使い方や姿勢の偏り、さらにはカバンの持ち方といった日常動作の積み重ねが影響している可能性も考えられます。

肩周囲の筋肉は、腕や肩甲骨と連動して働いているため、一部だけをケアするのではなく、関連する部位を含めて整えていくことが重要になる場合があります。

また、仕事中に姿勢を意識したり肩を動かすこと自体はとても良い習慣ですが、動かし方やタイミングによっては十分に負担軽減につながらないこともあります。無理のない範囲でこまめに体勢を変えることや、左右のバランスを意識することも一つのポイントになると考えられます。

日常的に負担がかかりやすい環境にある方ほど、定期的に体の状態を見直しながらケアを行っていくことが、快適に仕事を続けるための一助になるのではないでしょうか。

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