60歳女性 股関節の『一瞬の引っ掛かり』から歩くと段々痛くなってきた【大手町 整体 股関節痛】

来院のきっかけ

この方は、日頃から健康維持のために毎朝ストレッチを取り入れているそうです。特に負担がかかる動作をしている意識もなく、普段は体調管理の一環として気持ちよく伸ばす程度で続けていたとのことでした。

しかし今朝、いつものようにストレッチをしている最中、左の股関節に突然ピリッとした痛みが走ったとお話しされていました。その時は一瞬の痛みで、「少し引っかかったかな」程度の違和感だったそうですが、通勤で歩き始めると痛みが徐々に強くなってきたとのことです。

特に駅までの移動中は痛みで足を引きずるようになり、歩くたびに股関節の前側に突っ張るような感覚が出ていたようです。一方で、座っている時や立って静止している時にはそこまで痛みを感じないため、「動くと痛いのに、止まると落ち着く」という状態が続いたため、不安になって来院されたという流れでした。


初診時の症状

初診時には以下のような症状が見られました。

  1. 歩行時の左股関節の痛み
     特に脚を前に出す際の動作でひっかかるような痛みがあり、歩行速度も落ちている状態でした。

  2. 股関節を曲げる動作で痛みが強まる傾向
     階段の昇りや椅子からの立ち上がりなど、股関節が曲がる時に負担が増すようでした。

  3. 安静時の痛みはほとんどなし
     座っている時や静止している時は痛みが落ち着き、動作時のみ痛む典型的なパターンが見られました。

動作の特徴として、股関節前面の筋肉が強く張っていて、筋肉が固まり伸びにくくなっている印象がありました。


施術の内容と経過

触診において明らかな熱感や腫れといった炎症サインはありませんでした。股間節の可動性の確認を行うと、股関節屈曲に関わるある筋肉(腸腰筋)に強いこわばりがあり、その筋肉の筋違いのような状態が起きている可能性が考えられました。

毎朝のストレッチの最中、筋肉が限界まで伸びた際の生じる無意識の力みが原因と考えられます。筋肉が縮もうとする力とストレッチで伸ばそうとする力がぶつかり合った結果、筋違いのような状態となり、痛みが発生したと推測されます。

施術は股関節まわりの過緊張を起こしていた殿筋群、内転筋、大腿四頭筋などをリリースし、股関節の動きと密接に連動する仙腸関節や腰椎の矯正を行い、動作の負担が一点に集中しないようバランスを整えていき腸腰筋にかかる負担を減らして回復できるようにしました。

施術後、歩行を確認していただくと、来院時にあった引きずるような歩き方が軽減され、スムーズに脚を運べるようになったと感じてもらえたようでした。完全に痛みが消えたわけではありませんが、負担の軽減は十分に実感された様子でした。その後2回の施術で歩行時の痛み、股関節の引っ掛かりが消失し、メンテナンスへと移行しました。


スタッフから

もしストレッチ中に違和感が出た場合は、その時点で無理に続けず、いったん動作を止めて様子を見ることが大切になります。今回のように炎症が少なければ早期の改善が期待できるケースもあるため、「少しおかしい」と感じた段階で早めに施術を受けていただくことをおすすめします。

 


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