
来院のきっかけ
38歳の男性会社員の方。
普段はデスクワーク中心の仕事をされており、肩こりや首の張りを自覚することはほとんどなかったそうです。日常生活では特に不調も感じていませんでしたが、最近になってゴルフの練習をしているときに違和感が出るようになったとのことでした。
ゴルフ練習で50球ほど打つと、インパクトの瞬間に首から背中にかけて違和感を感じ、スイングに集中できなくなるそうです。違和感が出ると練習を続けたくなくなり、「もっとスムーズにスイングしたい」「球数を増やして練習したい」という思いで来院されました。

初診時の症状
① 首から背中にかけての違和感
② スイング動作の途中で首が引っかかる感覚
③ ゴルフパフォーマンスを維持するためのメンテナンス希望
来院時、安静時の痛みはありませんでしたが、実際にスイングの動作を軽く再現してもらうと、首から背中にかけての筋肉に強い張りが見られました。
施術の内容・経過
問診と動作確認の結果、原因はデスクワークによる姿勢の崩れと、首・肩・背中の筋肉バランスの乱れにあると考えられました。
転職して3年間、長時間のデスクワークが続いたことで、首の後ろ側や背中の筋肉が固まり、胸の筋肉は縮こまっていました。そのため、スイング時に体幹の動きが制限され、インパクトの瞬間に負担が集中していたとみられます。
施術では、首から肩・背中にかけての筋肉を中心に40分のケアを行いました。
まず、首の付け根から肩甲骨内側にかけての深層筋を丁寧にほぐし、動きを妨げていた筋肉の緊張を解消。続いて、背中から腰にかけての筋膜ラインを整え、スイング時のねじり動作をサポートしました。
施術後は首の可動域が広がり、軽くスイングを再現しても違和感がほとんど消失。肩甲骨の動きもスムーズになり、「体が回しやすい」「インパクト時に引っかかりがない」と実感されていました。
1回の施術で大きな改善が見られましたが、デスクワークによる筋緊張は再発しやすいため、今後は月に1~2回のメンテナンスを推奨しました。
担当スタッフから
ゴルフのスイングは見た目以上に全身の連動が重要です。特に「頭を動かさないように意識する」ことで、首や背中の筋肉にねじれの負担がかかります。そこにデスクワークによる姿勢不良が加わると、首や肩甲骨まわりが硬くなり、違和感や痛みにつながります。
今回のケースでは、デスクワークで固まった背中の筋肉が原因となり、ゴルフスイング時に力がスムーズに伝わらず、インパクトの瞬間に過度なストレスがかかってしまっていたと考えられます。
首・肩・背中のバランスを整えることで、動作がスムーズになり、スイングの安定感が高まります。
デスクワーク中心の方は、日常的に肩甲骨まわりや首のストレッチを行うことで疲労の蓄積を防げます。
また、ゴルフを楽しむ方には、定期的なボディメンテナンスがおすすめです。体の動きが軽くなり、飛距離アップや再発防止にもつながります。
当院では、デスクワークによる慢性的な首・肩のコリから、ゴルフなどのスポーツメンテナンスまで幅広く対応しています。
深層筋にしっかりアプローチする施術で、無理なく自然な姿勢とスイング動作を取り戻していきましょう。
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