【大手町 ラン】ジョギング中に背中が痛い…原因と改善例

来院のきっかけ

25歳の男性の方で、日課としてジョギングを継続されていました。健康維持や気分転換を目的に、無理のないペースで走ることを習慣にされていたそうです。
しかし最近になり、ジョギング中に背中の中央からやや上部にかけて、ふとした瞬間に痛みを感じることがあるようになりました。走り終えた後や日常生活では特に痛みが出ることはなく、違和感も残らないとのことでしたが、「このまま走り続けて悪化しないか」「将来的に強い痛みにつながらないか」という不安を感じ、来院されました。
明確なケガや転倒などのきっかけはなく、痛みが出るのはジョギング中のみという点も気になっていたそうです。

初診時の症状

初診時にお話をうかがうと、主な症状は以下の点でした。
・ジョギング中に感じる背中の痛み
・走行中、特に腕を振った際に違和感が出やすい

安静時や日常生活では症状はなく、睡眠や仕事への影響もありませんでした。ただし、背中を触診すると、背骨周囲から肩甲骨の内側にかけて筋肉の緊張が強く、張り感が目立つ状態でした。ご本人には自覚があまりなかったものの、左右差や筋肉の硬さが確認でき、運動時に負担が集中しやすい状態である可能性が考えられました。

施術内容と経過

ジョギングは脚だけでなく、腕振りや体幹の安定を保つために背中や肩まわりの筋肉(脊柱起立筋や肩甲骨周囲筋)を継続的に使用する全身運動です。

  • 背中〜肩甲骨周囲の緊張緩和:

    腕を振る際や走行中の衝撃を吸収する背骨沿いの筋群(脊柱起立筋)および肩甲骨の内側を中心に、柔軟性を促すアプローチを行いました。過度な緊張を和らげることで、走行時の筋肉への局所的な負担を軽減させています。

  • 上半身の連動性アップ:

    背中だけでなく、関連する肩や腕まわりのアプローチも併せて行うことで、胸郭の広がりと腕振りのスムーズさを取り戻し、呼吸がしやすい状態へと整えました。

背中全体を中心に、肩甲骨周囲や脊柱起立筋をやさしくほぐし、筋肉の緊張が和らぐよう調整しました。また、腕や肩まわりも含めて施術することで、ジョギング時の動きがスムーズになることを目指しました。
施術後は「背中が軽く感じる」「呼吸がしやすい」といった感想があり、動かした際の張り感もやや和らいだ様子でした。今後は状態をみながら、運動量やセルフケアについても相談していく方針としました。

担当酒徳

今回のように、運動習慣がある方でも、知らず知らずのうちに特定の筋肉に負担が集中してしまうことがあります。ジョギングは全身運動ですが、フォームや癖によって背中の筋肉が過度に緊張する場合もあります。
痛みが運動中のみで、日常生活に支障がない場合でも、違和感が続く際は早めに身体の状態を確認することが大切です。無理をせず、筋肉の柔軟性を保ちながら運動を続けることで、コンディションの維持につながる可能性があります。
今後も体調や運動状況に合わせて、無理のないケアを取り入れていただくことをおすすめしました。

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