来院のきっかけ
最近、運動不足を感じるようになり、健康維持のためにジムへ通い始めたとのことでした。ジムでは主にエアロバイクを利用し、無理のない範囲で運動を続けていたそうです。
通い始めてしばらくした頃から、以前に痛めたことのある膝に違和感を覚えるようになり、エアロバイクをこいでいる最中や、その後に膝の痛みを感じる場面が増えてきたとのことでした。
はっきりとした原因は分からないものの、「ジムに通い始めたことと関係しているのではないか」と感じ、不安になったそうです。
これからも運動を続けていきたいという気持ちがある一方で、「膝の痛みを我慢しながら運動して大丈夫なのか」「悪化してしまわないか」と心配になり、一度身体の状態を確認したいという思いから来院されました。
初診時の症状
初診時には、以下のような訴えがありました。
・膝の痛み
・運動中や運動後に違和感が出やすい
・以前に痛めた膝に不安がある
安静時には強い痛みはありませんでしたが、エアロバイクをこぐ動作や、膝の曲げ伸ばしを行った際に、違和感や痛みを感じやすい状態がみられました。
施術の内容と経過
お話を伺いながら身体の状態を確認したところ、膝まわりだけでなく、骨盤や股関節まわり、太ももの筋肉に硬さがみられる状態でした。
エアロバイク(自転車)をこぐ動作では、膝の曲げ伸ばしだけでなく、股関節を使って脚を引き上げたり押し出したりする動作を繰り返します。この時、大腿四頭筋や腸腰筋に過度な負担がかかると、筋肉が固まり、膝の動きを引っ張てしまうため、膝関節に違和感や痛みが生じやすくなります。
施術では、40分のコースの中で、骨盤まわりから太もも、膝、ふくらはぎにかけて、関連する筋肉を無理のない範囲で丁寧にほぐしていきました。膝だけに注目するのではなく、膝の動きに関わる大腿四頭筋や大腿筋膜張筋、ふくらはぎにかけて丁寧にほぐし、関節へのストレスを軽減させました。
施術後には、「膝の重さが軽くなった」「歩行時の違和感が減った」といった変化を実感していただけました。ただし、その後運動を再開すると、再び一時的ンな違和感が出現したため、フォーム調整や運動量の管理とあわせて、筋肉の柔軟性を定着させるためのメンテナンスを行っています。

担当スタッフから
エアロバイクのような運動は、膝への衝撃が少ない一方で、同じ動作を繰り返すため、膝や股関節、骨盤まわりの筋肉に負担が偏りやすい場合もあります。特に、運動を始めたばかりの時期や、過去に膝を痛めた経験がある方は、身体が運動量に慣れるまでに時間がかかることもあります。
今回は、施術に加えて、運動量や負荷の調整、ウォーミングアップやクールダウンの重要性についてもお伝えしました。膝まわりだけでなく、太ももや骨盤まわりの柔軟性を保つことが、運動時の負担軽減につながる場合もあります。
症状や経過には個人差があり、すべての方に同様の変化がみられるわけではありません。膝に違和感や不安を感じた際は、無理をせず、身体の状態に合わせて運動内容を見直しながら、必要に応じてケアを取り入れていくことをおすすめします。
担当:酒徳
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